hspc v3.4.0 をHSP3プログラミングコンテスト2022に応募、公開されました。
鮭が美味しい季節になりました。焼き鮭やムニエルで美味しくいただきました。
スーパーのプライベートブランドの冷凍餃子も水餃子にして食べています。コンソメの素を入れて少し煮詰めると、ご飯がいっぱい食べたくなる味になります。
hspc v3.4.0
今年も無事応募することができました。今回の更新はマイナーアップデートになります。
- HSP3開発環境の変更に対応しました。
- --strmapオプションを使用すると、--compathオプションが機能しない不具合を修正しました。
- --strmapオプション使用時にコンパイルエラーが生じた場合にhsc_compの終了コードを返していない不具合を修正しました。
- lintコマンドの--sethspcoptオプションが機能していない不具合を修正しました。
- helpコマンドの不具合を修正しました。
主に不具合の修正と、HSP3_ROOT環境変数、--hsp3rootオプションによるHSP3開発環境の切り替えに対応しました。
開発環境の切り替え機能
以前のhspcは、hspc.exeが置かれたディレクトリをHSP3開発環境として使用していました。今回から新たに任意(環境依存文字を含まない)のディレクトリを開発環境として使用できるようになりました。
PowerShellの場合、`$env:HSP3_ROOT = "C:\hsp37beta"`の後にhspcを呼べばその環境を使用する事ができます。
HSP3_ROOT環境変数、--hsp3rootオプションでディレクトリを絶対パスで指定することで、その環境を使用します。HSP3_ROOT環境変数には、Path環境変数のように、;文字区切りで複数のパスを指定することができます。その場合先頭から順に試して、hspcmp.dllの読み込みに成功した環境を使用します。
読み込みに失敗した場合、従来通りhspc.exe直下のディレクトリを使用します。
HSP3_ROOT環境変数の読み込みを無効化したい場合、HSPC_DISABLE_ENV_HSP3ROOT環境変数に"true"文字列を設定してください。
toolset-hsp3
dev1とdev2ブランチで実験段階のバージョンをリポジトリで公開しています。
dev1は、globと設定構成、公開メソッド、タスクランナーのブラインド化を試しました。tasks.jsonの構成を読み込むとenvの上書きが機能しない症状で妥協案を検討中。
dev2でwebpackをお試し、なぜかglobが機能せず挫折中です・・・
提案や修正などございましたら、イシューやプルリクエストを頂けるとありがたいです。
〆
まだ残暑が残っています。水分不足に気をつけて日々を過ごします。喉が渇かないように気をつけましょう。