hspc v2.0.2 を HSPプログラミングコンテスト2019 に応募しました。
セミ達が鼓膜敗れそうな程に鳴く季節です。麦茶で厚さを凌いでいます。
今年も無事に hspc を更新できましたので、コンテストへ応募しました。
hspc v2 の主な更新概要
今年は hspc のメジャーアップデートです。既知の不具合修正や、取り回し易いように作り直しました。
- ダブルクォーテーションに対応しました。
- これで、空白文字を含むパスを囲って対応することができます。
- -r で実行するスクリプトに、引数を渡せるようになりました。
- ライセンス表記とヘルプドキュメントが、hspc.exeに同梱されました。
- これで、readme.mdファイルをコピー&ペーストする必要がなくなりました。
- 呼び出し元のカレントディレクトリを認識できるようになりました。
その他、hspcのメッセージにIDを付けました。UTF8なターミナルでも数字が文字化けしない特徴を使って対応しやすくしました。 (hspcのデバッグ時に、どこのメッセージか調べるためでもあります。)
language-hsp3 環境への導入方法について
VSCode版は拡張機能側でv2に対応していますので、hspc.exeを上書きするだけです。
atom版は、パッケージ設定「Delete quotation character」オプションのフラグを閉じてください。空白文字を含むファイルパスを正しく指定できない問題が生じます。
Wine環境
Kubuntuを仮想マシンに入れて、VSCodeやWineをインストールして、language-hsp3 for VSCodeのwineModeオプションのデバッグを行っています。
ほぼ素のWine-4.0 (Ubuntu 4.0-1)環境で動作(Kubuntu19.04)するところを確認できました。
hspc v2.0.2 をHSPコンテスト2019に応募しました。
— ほのぼのぽー (@honobonopoo) 2019年8月23日
画像は Kubuntu19.04 のVSCodeで language-hsp3(wineMode)と、Wine-4.0-1を動かした様子です。
コードページ推測でErrorになっているのは、IMultiLanguage2::DetectInputCodepageの呼び出しに失敗したからです。 pic.twitter.com/5VsVDQvdDp
ただし、今後Wineでhspc v2が動く保証はできません。ご了承ください。
暑いです。記憶にないほどに今年は暑いです。スイカに噛り付いています。
部屋の中だからといって、水分補給をおろそかにすると、めまいなどひどい目に遭います。しっかり水分摂取しましょう。
砂糖もののお菓子より、タンパク質な食べ物を取って、夏バテを防止しましょう。
もちろん、ほどほどに頑張りましょう。ほどほどです。